Concept
世界では大麻を合法化する国が増えている一方で、今なお「ドラッグ」というイメージで語られることも少なくありません。Ganja Bonsaiでは、日本の伝統文化である盆栽と、物事の不完全さや経年変化の美しさを大切にする「侘び寂び」の考え方を取り入れた大麻盆栽を制作しています。大麻を消費の対象ではなく、一つの植物やアートとして見つめ直すことで、その価値や可能性を改めて考えるきっかけになればと考えています。
Driftwood
大麻盆栽に使用している流木は、タイ各地で見つけたものを洗浄し、一つひとつ丁寧に加工して再利用しています。特に使用するのは木の根の部分です。地上に見える幹や枝よりも、地下にはさらに大きな世界が広がっており、その環境の中で長い時間をかけて形成された根には独特の力強さがあります。自然が生み出した唯一無二の造形を活かしながら、新たな価値を持つ作品として生まれ変わらせています。
Ceramics
大麻盆栽に使用している陶器は、タイの日本中古品市場で見つけた、日本人陶芸家による手仕事の器を再活用しています。日本には信楽焼や備前焼をはじめ、多くの伝統的な焼き物文化があり、それぞれに長い歴史と職人技が受け継がれています。しかし、その中には本来の価値が十分に知られないまま埋もれている作品も少なくありません。大麻盆栽を通じて、そうした日本の優れた技術や美意識を世界へ伝え、新たな価値として再発見してもらいたいと考えています。
Exhibition
Ganja Bonsaiは現在バンコクを拠点に活動しており、世界的に知られる大麻ブランド Green House Seed Co Nuanchan. の店舗で常設展示を行っています。また、タイ国内の大麻薬局や大麻農家と協力し、それぞれの個性やストーリーを反映した大麻盆栽の制作にも取り組んでいます。単に作品を展示するだけではなく、大麻カルチャーや地域とのつながりを表現する場づくりを目指しています。現在は、より多くの人が大麻盆栽に触れられる環境を作るため、年内のバンコク市内での大麻盆栽ギャラリー開設に向けて準備を進めています。
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