【2025年版】「非犯罪化=自由」じゃない!タイで大麻を吸う上でのルールを大麻盆栽家が解説

【2025年版】「非犯罪化=自由」じゃない!タイで大麻を吸う上でのルールを大麻盆栽家が解説

公開日:2025年11月13日(木) / 最終更新日:2025年11月30日(日)

タイでは2022年に大麻が麻薬リストから除外され、「合法の国」として世界的に注目されるようになりました。街には多くのディスペンサリーが並び、観光客の間では「誰でも自由に吸える」という認識が広がっています。現地で生活している自分の体感としても、警察による取り締まりがほとんど見られず、しばらくのあいだは事実上の無秩序に近い状況が続いていた印象があります。

ただし法律の解釈として認められているのは医療目的での使用であり、娯楽目的の使用は正式には認められていないとされています。また、観光客に人気の高いTHC抽出製品(エディブルやロジン、各種オイルなど)は依然として規制下にあり、所持や使用が罰金の対象となるケースも報告されています。自分が聞いた範囲でも、ロジンを大量に所持していた人が高額な罰金を請求された例や、プーケットで警察が観光客のバッグを確認し罰金を科したという話があります。

つまり“非犯罪化”は刑罰の適用を一部緩和しただけで、喫煙場所、広告、所持量、販売形態などには依然として明確な制限が残っているというのが実態です。

一方で、街の雰囲気は法律と異なる部分が多く、店内喫煙が常態化していたり、路上で吸っても咎められない場面が続いています。自分が日常的に見てきた限りでは、法律と運用の間に大きなギャップがあるように感じています。

この記事では、現地で暮らす立場から、この「法律の建前」と「現場のリアル」の違いを整理し、観光客が安全に大麻と向き合うための前提知識としてわかりやすくまとめていきます。

1:タイの大麻は本当に合法なのか。現行ルールを正しく理解する

タイの大麻規制

多くの観光客が「タイでは大麻が合法になった」と考える傾向がありますが、現地で生活している自分の感覚では、これは完全な合法化とは言い切れない状況です。2022年の制度変更は非犯罪化であり、自由に使用を認めた制度ではないとされています。現行制度で認められているのは医療目的または研究目的での使用のみで、医師の診断を受ければ医療大麻として利用することは可能です。一方で、実際には嗜好目的で利用する人が圧倒的に多く、販売側も医師の診断書を確認していない店舗が大半です。

このギャップにより、街では自由に吸えるように見える一方で、法律上は明確に医療目的に限られているため、観光客の誤解が生まれやすい状況になっています。

医療目的は合法だが、嗜好目的は依然としてグレーゾーンのまま

医療目的に限定されている背景には、健康政策と観光産業の双方をめぐる複雑な事情があると言われています。政府は当初、医療産業の発展を目的として大麻制度を設計し、医師による処方を前提とした仕組みを整えました。

しかし、観光需要の回復とともに嗜好目的の需要が一気に拡大し、医療制度だけでは市場をコントロールしきれなくなったと言われています。自分が見てきた限りでは、地方行政は観光収益を重視し、販売店の営業を黙認するケースが多く、建前は「嗜好は認めない」現場は「経済を止めたくない」という状況が続いています。

この構造が、法的には医療のみが認められているにもかかわらず、街中では誰でも購入できるという矛盾した状態を生んでいます。

非犯罪化と合法化はまったく別の概念

非犯罪化と合法化は混同されることが多いですが、意味は大きく異なります。非犯罪化は刑罰の対象から外しただけであり、自由に扱えるという意味ではありません。非犯罪化は「罪ではないが積極的には認めていない」状態で、合法化は「一定のルールのもとで自由に扱える状態」を指すと説明されています。

2022年に行われたのは非犯罪化であり、完全な合法化ではありませんでした。さらに、麻薬リストから除外した際に管理法が十分に整備されなかったことが、市場だけが先に拡大する原因になったと言われています。このため観光客の多くが「合法」と認識してしまい、自由に吸える国だと誤解しやすくなっています。

現在のタイは、禁止ではないものの明確に認めてもいないという、中間的で揺らぎのある状態にあります。

THC入りエディブルや抽出物に関する制限

タイの大麻関連規制では、THCを含む製品に対して明確な基準が設けられています。食品や飲料へのTHC含有量は0.2パーセント未満という基準が定められており、これを超えるエディブルは法律上「麻薬」と見なされます。

この基準は医療目的以外の製品すべてに適用されるため、観光客が手に取りやすいブラウニー グミ オイルなどの多くは法的には認められていない可能性があります。また、国際的に人気の高いロジンなどの抽出物も同様で、所持が確認されれば罰金を求められるケースが報告されています。

自分が聞いた範囲では、イベントに参加していた日本人がロジンを大量に持ち歩いていたところ検問に遭遇し、約120万円相当の罰金を請求されたという話もありました。街では自由に見えても、抽出物とTHC濃度の基準だけは厳しく扱われる傾向があるため、観光客が最も誤解しやすい部分だと感じています。

2:観光客が知るべき四つの喫煙禁止ゾーン

タイでの喫煙禁止ゾーン

自分が現地で見てきた限りでは、タイでは「誰も注意しないから問題ない」という空気が広がりやすく、どこでも喫煙できると誤解する観光客が少なくありません。しかし実際には観光客にも適用される喫煙禁止ルールが明確に存在するため、把握しておくことが重要だと感じています。

タイでは吸ってよい場所と禁止されている場所がはっきり区分されており、これを誤ると罰金や拘束につながる可能性があります。ここでは、あくまで現状を説明する目的で、主要な禁止ゾーンを整理しました。

公共の場での喫煙は禁止

タイには大麻の喫煙自体を直接禁止する法律はありませんが、公共空間で煙や臭いを発生させる行為は公衆衛生法のPublic Nuisanceとして規制されています。自分の印象では、ビーチや路上、バス停、繁華街の歩道などで吸う人をしばしば見かけますが、通報があれば警察による注意や罰金が科される可能性があるとされています。観光地ほど人目につくため、公共の場での喫煙は避けるほうが安全だと感じています。(引用:Public Health Ministry

ディスペンサリー店内での喫煙は禁止

これまで多くのディスペンサリーが店内喫煙スペースを設けていましたが、2025年六月に保健省が発表した新規制では、嗜好目的での店内喫煙および店頭販売は原則禁止と明記されました。(引用:Thai Ministry of Public Health

医療目的かつ医師の管理下であれば例外として認められますが、一般の店舗が自由に店内喫煙スペースを提供することは制度上は認められていません。ただし自分が回ってきた限りでは、多くの店舗が従来通り喫煙スペースを残しており、制度と現場の間に大きなギャップがあると感じています。

購入時には医師の処方箋と医療証明が必要

2025年六月末、タイ政府は大麻花を管理ハーブとして再分類し、購入と所持には医師の処方箋と医療証明が必要と発表しました。処方箋を発行できるのは医師、歯科医、伝統医療の資格者などに限定され、本来は疾患に基づく医療目的でのみ購入が許可される仕組みです。購入量は三十日分が目安とされており、複数店舗での大量購入は監視対象になると言われています。(引用:Thai Ministry of Public Health

制度を文字通りに受け取ると観光客には購入が難しいように見えますが、実際に自分が店舗を訪れた限りでは、医師の確認や診断書の提出を求めるケースはほとんど見かけませんでした。現場では以前と同じ運用が続いている店舗が多く、制度と実態に大きなズレがあると感じています。

4:タイで大麻購入に必要な診断書と医療証明の取得方法

2025年六月以降、タイで大麻花を合法的に購入し所持するには、医師の処方箋または医療証明書(Medical Certificate)が必要とされています。

自分が現地で見てきた限りでは、こうした制度は観光客にも適用されると案内されており、形式上は医療目的としての診察を受けたうえで購入する流れが求められています。診断書を発行できるのは保健省に登録された医師、歯科医、伝統医学医などで、私立クリニックでも英語で対応してくれる施設が多い印象です。バンコクではSawasdee Clinic(Phahon Yothin 63)やBNH Hospital Medical Cannabis Clinicが外国人利用者の多いクリニックとして知られています。(引用:Thai Ministry of Public Health

診断書と医療証明の取得手順

  • 1:症状や既往歴を医師に相談し、医療目的として大麻が適用できるか診察を受ける。
  • 2:適用と判断された場合、医療証明書(Medical Certificate)が発行され、処方量や使用期限が明記される。
  • 3:証明書を提示し、登録されたディスペンサリーで購入手続きを行う。

自分の経験では、こうした手続きを案内せずに販売している店舗が多く、観光客が証明書を持たずに購入できる場面が一般的に見られます。ただし、警察に声をかけられた際には診断書の提示を求められる可能性があるため、制度上の位置づけを理解しておくことが重要だと感じています。旅行者にとっては帰国後にも診断書が役立ちます。日本で任意のTHC検査を受けて陽性反応が出た場合でも、診断書があれば「合法国で医療目的として使用した」という根拠を示しやすくなります。これは自分がこれまで見聞きしてきた範囲でも、安心材料として大きいと感じるポイントです。

制度と現場の運用には差がありますが、安全に楽しみたい場合は旅行者でも診断書を取得しておくことが望ましいと考えています。

3:旅行者が安全に大麻を楽しむためのチェックリスト

大麻利用の注意点

自分が現地で生活している感覚では、タイは一見すると大麻に寛容な国に見えます。ただし、法律と実際の運用のあいだには大きな差があり、観光客は特に誤解しやすい印象があります。「吸える国」というイメージだけで行動すると、思わぬトラブルにつながる可能性があるため、最低限のルールを知っておくことが大切だと感じています。

以下の四つを意識するだけでも、旅行中のリスクは大きく下がります。

屋内の許可スペースや喫煙可ホテルで利用する

自分の経験では、公共の場での大麻喫煙が原因で注意を受けるケースを何度か見てきました。タイでは公共空間で煙や臭いを発生させる行為が、公衆衛生法上のPublic Nuisanceとして扱われるためです。(引用:Thai Ministry of Public Health

そのため、屋外やバルコニーでの喫煙は避け、許可された屋内スペースを選ぶのが安全だと感じています。喫煙可ホテルや専用スペースを設けているディスペンサリーは比較的安心ですが、ホテルによって「喫煙可」の範囲が異なるため、チェックイン時に必ず確認することをおすすめします。

大麻購入時はパスポート提示が原則

タイでは購入時に身分証の提示が求められ、外国人はパスポートが基本とされています。これは二十歳未満や妊婦への販売が禁止されているためです。(引用:Thai Ministry of Public Health

実際には提示を求めない店舗も多いのですが、自分の経験では、エリアによっては提示を求められることもあるため、パスポートを携帯しておくと安心です。

種・花・加工製品を国外に持ち出さない

タイ政府観光庁(TAT)は、大麻草、種、花、加工物の国外持ち出しを明確に禁止しています。空港での没収や、経由国の法律による処罰につながるリスクがあるため、どれだけ小さくても持ち出さないことが重要です。自分が聞いてきた範囲でも、持ち出しによってトラブルになった例が複数あります。(引用:Tourism Authority of Thailand

吸っても日本で逮捕されることはないが、持ち帰りは完全に違法

厚生労働省は、合法国で使用した場合は日本国内で処罰対象にはならないとしています。そのため、タイでの使用が帰国後に逮捕につながることはありません。ただし、製品の持ち込み・所持は完全に違法で、日本到着時に所持が発覚すれば厳重な処分の対象になります。使用はタイ国内だけ、持ち帰らないという二点を押さえることが最も重要だと考えています。(引用:厚生労働省

5. 今後のタイでの大麻規制に対しての予想

タイの大麻規制の今後

自分が現地で生活して見てきた限りでは、2022年の非犯罪化以降、タイは「自由に吸える国」という印象が世界的に広まりました。ただ、2025年現在を振り返ると、その自由度は以前よりも揺らぎつつあると感じています。政府は複数の規制案を公表してきましたが、街のディスペンサリーの多くは従来とほとんど変わらない営業を続けており、表向きの規制と現場の雰囲気には大きな差があります。

つまり、制度上は引き締めの方向にあるものの、実際には従来の慣習が続いている状態だと受け取れます。

ただし、自分の経験から言うと、この状況が今後も安定して続くと考えるのは難しい印象があります。タイは政治や社会情勢の変化が非常に早く、方向転換が突然起こることも珍しくありません。政権交代や観光政策の変化によって、大麻規制が急に厳しくなる可能性は十分にあると思っています。

規制よりも重要なのは「使う側の意識」

現場が曖昧な今のタイでは、制度そのものよりも利用者の意識が今後の大麻文化を左右する部分が大きいと感じています。大麻を単なる娯楽として扱い続ければ、ネガティブな印象は消えず、社会的な信頼も育ちません。

一方で、自分の考えとしては、大麻には医療・環境・文化など複数の側面があると感じており、これらを正しく伝える努力が文化的価値を高める鍵になると思っています。特に、リビングソイルで育てられた花や、環境負荷の少ない素材を使ったプロダクトは、国際的にも注目されつつあります。(引用:国際機関の農業関連報告

抽出物や高濃度製品だけを“効きやすいから”という理由で求め続けると、タイで真面目に栽培している農家が評価されにくくなるだけでなく、文化としての成熟も遅れる可能性があります。

大麻をどう吸うかではなく、大麻をどう伝えるか

自分が現地で活動する中で強く感じているのは、大麻文化を健全に成長させるためには「吸い方」よりも「伝え方」が重要になるという点です。大麻を知らない人や不安を持つ人に対して、環境性や文化性、美しさをどのように説明できるかが未来を変える視点になると考えています。

自分が取り組んでいるプロジェクト、たとえば“Organic Gangsta(オーガニックギャングスター)”というテーマは、まさにこの考え方から生まれました。自然素材の喫煙具や大麻盆栽といった作品には、共通して「地球にやさしい大麻を、文化として美しく伝える」という意図があります。

タイの大麻文化をただ消費するのではなく、肯定的で持続可能な文化として育てていく意識が、今の時代には特に求められていると感じています。大麻をどのように捉え、どう伝えていくかが、タイの未来の規制や文化形成にも大きな影響を与えると考えています。


※この記事は2025/11/13に公開した情報になります。
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