タイの大麻栽培者が集結する”Nudkinpuk Flower Competition 2026”に遊びに行ってきた

タイの大麻栽培者が集結する”Nudkinpuk Flower Competition 2026”に遊びに行ってきた

公開日:2026年06月19日(金) / 最終更新日:2026年06月20日(土)


2026年6月13日〜14日にバンコクのChangChui Creative Parkで開催された「Nudkinpuk Flower Competition 2026」は、タイ各地の栽培者やファーム、カンナビスブランドが集まるフラワーコンペティションイベントがありました。このイベントは一般的な展示会や販売イベントとは異なり、フラワーの品質や香り、栽培技術に焦点を当てている点が大きな特徴とされています。

2日間行われており、自分は2日目に参加して、フラワーコンペティションや体験系のイベントには参加してないですが、イベント全体のレポは書けそうなので思い出に残しておきたいと思います。

大麻フレンドリーな配車サービスで会場へ向かう車内の様子

今回は会場までは「The Duckies Dispensary」のオーナーの友人が手配してくれたんだけど、まさかの”大麻を楽しみながら移動できる配車サービス”を予約してくれてて、一服しながら会場へ向かいました。

大雨の中を移動する大麻フレンドリーな配車サービス

途中大雨に降られたけど、車なので安心。いつもは節約の為にバイクで移動が当たり前だから雨季の時期はよく大雨に降られて、ずぶ濡れだけど今回は優雅に屋根付きの車で大麻を一服。この配送サービスは医療大麻が合法化されているタイだからこそ生まれたサービスの1つであり、こうした新しいカルチャーやビジネスが日常の中に根付き始めていることを改めて感じました。

Nudkinpukの会場となったのは、バンコク西側にある「ChangChui Creative Park」。ココは巨大な旅客機をシンボルに、アート、古着、飲食店、フリーマーケットが共存するバンコク屈指のカルチャースポットです。普段からクリエイターやアーティストが集まる場所だけに、カンナビスカルチャーとの相性も良く、Nudkinpukの会場としては非常に魅力的なロケーションでした。

The Duckies Dispensaryの新作Tシャツを着て会場を歩く参加者

一方で中心部からは少し離れており、アクセスは決して良いとは言えず、今回のイベントも前回よりコンパクトな開催となっていました。それでも会場には熱心なグロワーや大麻愛好家が集まり、タイのカンナビスコミュニティの強い繋がりを改めて感じたイベントでした。

あと一緒に会場に行った「The Duckies Dispensary」の新作Tシャツが出来たらしく、自分も貰った。バックデザインにはタイ語で「持続可能で無理のない健康的な暮らし」という意味のメッセージが書かれて一目惚れした。店舗にも売ってるので大麻愛好家のお土産としても良いと思います。

Nudkinpuk会場内を歩く大麻愛好家たち

話をイベントに戻すと人は到着が夕方ということもあって、まだ全然少なかったけど、いつも見る顔ぶれの大麻愛好家たちがいたので友達を紹介しながら会場内を歩いた。会場はかなり狭かったので30分で回り終わった。想像以上に早く回り終わってしまったので、ヨーロッパの大麻愛好家の友達たちと母国の大麻カルチャーの話を色々聞かせてもらいながら時間を潰した。

日が暮れ来場者が増え始めたNudkinpuk会場の様子

会場に到着してから2時間ほどが経ち、日が沈むにつれて来場者の数も徐々に増えてきました。ヨーロッパ出身の大麻愛好家の友人たちと一緒に自分がハンドメイドで作った竹パイプを使いながら一服していると、後ろから台湾の大麻愛好家の友人も合流。自分が到着した直後は会場を軽く見て回っただけだったので、改めてみんなでブースを巡ることにしました。

毛糸で作られたボング型キーホルダーが並ぶハンドメイドブース

友人が興味深そうに手に取っていたのは、毛糸で作られたボング型のキーホルダー。よく見るとすべて手作業で作られており、カラーや形状も一つひとつ異なります。価格は490Bで、小さなものから存在感のあるサイズまでさまざまな種類が販売されていました。大量生産品ではなく、作り手の個性が感じられるハンドメイドアイテムが並んでいるのもNudkinpukらしい魅力の1つです。

DUNKのブースで販売されていたポップコーンやドリンク

次に立ち寄ったのは、「DUNK」のブースです。ブースではTHC入りのポップコーンやマンゴースムージーなどのユニークなプロダクトが販売されており、多くの来場者が足を止めていました。友人も興味を持ったようで、気になった商品をいくつか購入。フラワーだけでなく、さまざまな形でカンナビスカルチャーを楽しめるのもタイのイベントらしい特徴だと感じました。

ハンドメイドアイテムブースに集まるタイのカンナビスコミュニティ

他にもタイで人気の女性カンナビスインフルエンサーによるハンドメイドアイテムのブースも出店していました。その周辺にはタイ人の大麻愛好家たちが自然と集まり、僕も久しぶりに再会するタイ人の友人たちも多く、気付けばブース巡り以上に人との交流を楽しんでいました。

コンペティションやライブが開催された有料エリアの様子

今回のNudkinpukでは、会場内にコンペティションやライブイベントが開催される有料エリアが設けられていました。

入場料は300Bで、フラワーコンペティションの展示やステージイベントなどを楽しむことができます。夕方以降になると多くの来場者がチケットを購入して入場しており、エリア内はかなりの賑わいを見せていました。会場全体を無料で楽しめる一方で、よりコアなイベントを体験したい人向けのスペースとして用意されていました。

関係者パスで入場したコンペティション会場の様子

ありがたいことに知り合いから関係者パスを譲ってもらい、自分も有料エリアの中へ入ることができました。

正直、前回より規模が小さくなったと聞いていたのでそこまで人はいないと思っていたのですが、会場に入った瞬間にその予想は覆されました。会場内には多くの来場者が集まっており、ステージ前や出展ブース周辺は大賑わい。空間には濃厚な香りと煙が立ち込め、タイのカンナビスコミュニティの熱気を肌で感じることができました。

OG KRATOMのブースで来場者と交流するスタッフ

会場内にはいくつかのブースも出展しており、その中には知り合いが運営する「OG KRATOM」のブースもありました。OG KRATOMは、タイ南部産の高品質なクラトムを取り扱うブランドで、クラトムティーや関連商品を通じてタイの伝統的な植物文化を発信しています。オーナーは日本語も話せるため、日本人旅行者や在住者からも人気があります。

OG KRATOMが展示していたクラトム入りスヌース

OG KRATOMのブースで特に目を引いたのが、クラトムを配合したスヌース(SNUS)です。スヌースは北欧を中心に親しまれている口腔用ニコチン製品で、近年はさまざまなフレーバーや成分を組み合わせた商品も登場しています。今回展示されていた商品は、タイ南部で親しまれてきたクラトムとニコチンを組み合わせたユニークなプロダクトで、海外の来場者からも高い関心を集めていました。

NOWORNEWVERMAGAZINを手にする来場者

会場内で知り合いたちと話をしていると、後ろから突然声をかけられ、振り返ると友人が一冊の雑誌を手に持って立っていた。何を持ってるかよく見ると「NOWORNEVERMAGAZINE」の雑誌を持っていた。

この雑誌はタイのカンナビスカルチャーに焦点を当てたインディペンデントマガジンで、栽培者やブランドオーナー、アーティストなど、業界を支える人々のストーリーを紹介しており、実はこの雑誌を制作しているのも自分の友人で、最新号を探していた。

NOWORNEVERMAGAZINEに掲載されたOrganic Gangstaの竹製喫煙器具

この雑誌をどうしても読みたかった理由があり、以前から知り合いに自分が立ち上げたプロジェクト「Organic Gangsta」の竹製喫煙器具が掲載されていると聞いていたのですが、なかなか実物の雑誌を見つけることができず、半ば諦めかけていました。

そんな中、ようやく会場で実物を手に取ることができ、ページを開くと確かに自分の作品が掲載されていました。SNSやWebメディアとは違い、紙媒体に自分たちの活動が記録されているのを見ると特別な嬉しさがあります。タイのカンナビスカルチャーを記録する雑誌の中に、自分たちが作る竹製喫煙器具が紹介されていることに感慨深い気持ちになりました。

夜のChangChui Creative Parkと飛行機のモニュメント周辺の様子

一通り大麻関連のエリアは散歩したので、イベント会場を離れて園内を少し散歩することにしました。中央にある巨大な飛行機のモニュメント周辺には、多くの飲食店やヴィンテージアパレルショップ、アート作品が並び、イベントとはまた違った賑わいを見せていた。

『I AM FROM ศรีธัญญา』と書かれたユニークなTシャツ

色々眺めながら歩いていると、思わず二度見してしまうTシャツを発見しました。胸元には「I AM FROM ศรีธัญญา(Sri Thanya)」と書かれています。Sri Thanyaはタイで有名な精神科病院の名前で、日本語で例えるなら「私は精神病院出身です」と書かれたようなブラックユーモアのあるデザインです。こうした少し毒の効いたジョークやローカルネタがTシャツになるのもタイらしい文化の1つですね。

ジーパンに竹ボングを挟んで歩く来場者

他のヴィンテージショップを見て回っていると、ジーパンの後ろに竹ボングを挟んで歩く人を発見。誰か知らないけど大麻が好きなのだけは伝わった。

Cookiesのマネージャーと再会して談笑する様子

大体のブースを見たので友人たちと別れて1人で一服していると、偶然「Cookies」のマネージャーを務める友人と再会した。彼とは2年以上の付き合いがあり、最近はなかなか会う機会がなかったこともあって、気付けば長話に。ふと彼のバッグを見ると、自分が以前試作品として作った竹フィルターが入っていて、今でも大切に使ってくれていました。その姿が嬉しくて、新しく作った竹フィルターをプレゼントすると、お返しに彼のお気に入りのフラワーを分けてくれた。

帰宅してから一服したけど、さすがCookiesのマネージャーが吸ってるだけあってクオリティーが高い良い大麻だった。

イベント終了後も交流を続ける来場者たち

園内を少し散歩するだけのつもりだったのですが、気付けば時計は夜11時近くを指していました。正直なところ体力はすでに限界で、会場ではさまざまな人からジョイントが回ってきたこともあり、かなり吸い疲れていました。今すぐベッドに飛び込みたい気分だったので、自分は一足先にバイクで帰宅することに。

Nudkinpuk」は2回目の参加だけど、他のイベントに比べてタイ人の大麻愛好家の参加率が高く、タイの大麻カルチャー文化に触れるならとても良いイベントです。

タイでは以前に比べて大麻関連のイベントは少なくなりましたが、「Nudkinpuk」は現在も定期的に開催されており、コンペティションだけでなく、グロワーや愛好家、ブランドオーナーたちが自然に交流できるコミュニティイベントとして独特の魅力があります。

もしタイ旅行のタイミングと開催日が重なったら、ぜひ一度イベントに足を運んでみてください。


※この記事は2026/06/19に公開した情報になります。
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