Kush House|バンコク・プロンポンにある大麻薬局
タイで大麻が解禁されて間もない頃、自分はバンコクを訪れ、アソーク駅の近くにホテルを借りました。目的は、解禁直後のバンコクの繁華街にどんな大麻薬局がオープンしているのかを実際に見て回ることでした。当時は街のあちこちに新しいディスペンサリーが次々と誕生していましたが、正直なところ、アメリカで本格的な大麻薬局を見たことがある自分からすると、どこか物足りなさを感じる店舗も少なくありませんでした。
そんな中で印象に残った店舗の一つが「Kush House」です。いくつかの店を巡る中でも、Kush Houseはアメリカのディスペンサリーに近い雰囲気と魅力を感じた数少ない店舗の一つでした。
Terminal21やアソークBTSから徒歩圏内にある「Kush House」は70年代のサンフランシスコで生まれた大麻文化を再現したタイでは珍しい”アメリカっぽさ”が感じられる意識が高い大麻薬局。日本人もたくさん来ることもあり、日本語が話せるスタッフがいます!お土産に人気のオリジナルアイテムも要チェック pic.twitter.com/ymADON4HwG
— Kei | 借金2000万抱える大麻盆栽家 (@smallnycer) March 5, 2026
「Kush House」が他の大麻薬局と大きく違うと感じたのは、大麻を「医療大麻」として扱う姿勢が店内のさまざまな部分から見える点でした。例えば販売されているフラワーには成分分析の情報が用意されており、THCやCBDの含有量などを確認できる成分表が表示されています。アメリカのディスペンサリーではこうしたラボテストの結果を提示することが一般的ですが、タイでは費用や手間の問題もあり、すべての店舗が同じように対応しているわけではありません。
バンコクには数多くのディスペンサリーがありますが、品質管理や情報開示の面でここまでしっかり取り組んでいる店舗は多くないと感じました。実際に訪れてみると、Kush Houseが医療大麻としての基準を意識して運営されていることが伝わってくると思います。

また、Kush Houseには日本とタイのハーフのスタッフ「ゆうと君」が週5日ほど店頭に立っており、日本語での対応も可能です。英語に自信がない方でも、日本語で相談できるスタッフがいるのは安心できるポイントだと思います。
初めて大麻を試す人にとっては、どの品種を選べばいいのか、どのくらいの量が適切なのかなど、不安に感じることも多いものです。そうした点についても、日本語で丁寧に説明しながらサポートすることが多いそうで、日本から来た旅行者の対応をする機会も少なくないと話していました。「初めての方でも安心して相談してください」と、ゆうと君は笑顔で話してくれました。
Kush Houseで販売されている大麻の品種

Sour Diesel は鋭く立ち上がるディーゼルの刺激的な香りに、レモンの皮のようなシャープな酸味が重なる独特のアロマを持ち、吸った瞬間に頭の奥が一気に明るくなるような感覚が広がり、そのまま思考の流れが滑らかに動き出すサティバ寄りのストレインで、体感の中心となるリモネン(Limonene)が気分を前向きに引き上げながら停滞した思考や重たい空気を軽く押し流し、ぼんやりしていた頭にスイッチが入るようなクリアな覚醒感を生み、強烈な香りの印象とは裏腹に精神のフォーカスは意外なほど整いやすく、ぼーっとするハイというよりも「今日は動きたい」「頭を回して何か作りたい」というタイミングに向いており、朝のスタートやクリエイティブな作業、会話が弾む時間と特に相性が良く、ディーゼルの刺激的なトップノートの奥には柑橘の明るさが続き、その香りの流れが思考のスピードと集中を自然に押し上げてくれる一本です。
- 頭がクリアになる高揚感:リモネンやピネン系の影響で、思考が軽くなり集中力が高まりやすい
- エネルギーとモチベーション:サティバ寄りの体感で、活動的な気分になりやすい
- クリエイティブな発想:会話やアイデアが出やすくなる軽いユーフォリア
- 日中向きのストレイン:作業や外出前など、アクティブに動きたいタイミングに向く
ThaiCannaMedの処方とOGネットワーク共通のメディカルカード
PT33とは、タイで医療用大麻を利用する際に必要となる医療処方書のことです。タイ伝統医療(TTM)医師や認可された医師によって発行され、大麻製品を合法的に購入・所持するための証明として利用されます。処方が発行されると、QRコード付きのメディカルカードが発行され、店舗での購入時や警察確認時の証明として提示することができます。
タイでは大麻を購入する際、PT33と呼ばれる医療処方が必要です。
OG Canna / OG Distributionに関連する各店舗では、この処方取得はThaiCannaMedのシステムを通じて統一されており、店舗またはオンライン診療のいずれでも取得可能です。そのため、どの店舗を利用しても同じ流れでスムーズに手続きを行うことができます。
Kush Houseを含む対象店舗では、ThaiCannaMedを通じてQRコード付きのメディカルカードが発行され、購入時の処方証明として利用されます。基本的にはパスポートの提示と簡単な健康情報の記入のみで手続きが完了し、承認後にはQRコード付きのメディカルカードが発行されます。
このカードはOGネットワーク全体で共通して利用可能であり、店舗ごとに再取得する必要はありません。また、警察による確認があった場合でも、QRメディカルカードと処方情報を提示することで合法性を証明することができます。
さらに旅行者の場合、ThaiCannaMed.comからオンライン診療を受けることで、渡航前に処方を取得することも可能です。
Kush Houseのチェックポイント

Kush Houseは、アメリカのカナビスカルチャーをバンコクのスクンビットという都市の中で再解釈したような大麻薬局です。外観のネオンや店内のアート、ラウンジのような空間には、1970年代のアメリカ西海岸で生まれたカナビス文化やストリートカルチャーの雰囲気が感じられます。ただ商品を購入する場所というよりも、カルチャーやコミュニティの延長線上にある空間という印象でした。

実際に訪れてみると、観光客だけでなくローカルの利用者がゆっくり会話を楽しんでいる場面も見られました。スクンビットという国際的なエリアならではの、多様な文化が自然に交わっているような雰囲気があります。アメリカで育まれてきたカナビスカルチャーの空気感を、バンコクの都市の中で体験できる場所の一つと言えるかもしれません。

Kush Houseがある「スクンビット・ソイ22」は、バンコクの中でも国際色が強いエリアの一つとして知られています。周辺にはホテル、レストラン、バー、ショッピングモールが集まり、旅行者やビジネス客、ローカルの住民が日常的に行き交う場所です。昼は落ち着いた都市の通りですが、夜になるとナイトライフの雰囲気も加わり、さまざまな文化が自然に混ざり合うエリアでもあります。

実際に店内に入ってみると、Kush Houseは一般的な大麻薬局とは少し違う空気があります。外観のネオンや店内のアート、落ち着いた照明やラウンジのような席の配置など、どこかバーやギャラリーに近い雰囲気があります。単に商品を購入するだけの場所というよりも、空間全体でカナビスカルチャーを感じられるようなディスペンサリーという印象でした。

Kush Houseで取り扱われている医療大麻は、チェンマイにある自社関連のカナビスファーム「OG Farms」で栽培されたものと紹介されています。「OG Farms」では、医療大麻の栽培管理に用いられるGACP(Good Agricultural and Collection Practices)に基づいた環境で育てられており、栽培から品質管理まで一定の基準に沿って生産されている点が特徴とされています。

収穫されたフラワーは外部のラボで成分分析が行われ、THCやCBDの含有量などの検査結果をまとめたCOA(Certificate of Analysis)と呼ばれる検査証明書を店頭で確認することができます。自分もこれまでバンコクのさまざまな大麻薬局を見てきましたが、Kush Houseのように店頭のディスプレイで品種の特徴とCOAを手軽に確認できる店舗はそれほど多くありませんでした。どのような基準で品質管理が行われているのかを利用者が確認できる仕組みは、バンコクの都市型ディスペンサリーの中でも特徴的な取り組みの一つだと感じました。

強めのTHCを求めている大麻愛好家の人には、ジョイントセット「KIEFEZ TRIAD MINIS」がおすすめです。KIEFEZ TRIAD MINISはミニサイズのプレロールがセットになった商品で、コンパクトなサイズでいくつかの種類を試せるのが特徴とされています。パッケージには「RELAX」や「UPLIFT」など体感の方向性を示す表記があり、用途や気分に合わせて選びやすい設計になっていました。
初心者向けの軽めのタイプからしっかりした体感のタイプまで用意されており、小さめのサイズで複数のフレーバーや体感を試せるため、旅行者や初めての人でも比較しながら楽しみやすいプロダクトの一つだと感じました。

Kush Houseのスタッフに話を聞くと、フラワーやプレロールと一緒に「Kush Soda」を注文する人が多いと教えてくれました。Kush Sodaは、Kush Houseのブランドラインで展開されているカナビスドリンクの一つで、カナビスカルチャーをよりカジュアルに楽しめるプロダクトとして紹介されています。見た目は一般的なソーダに近いデザインですが、ブランドの世界観を反映したパッケージになっており、店内でも象徴的なプロダクトの一つとして扱われていました。
大麻を楽しむ場面で飲み物が欲しくなる理由の一つとしてよく挙げられるのが、喉の乾きです。カナビスを使用すると口の中が乾く感覚(いわゆる“コットンマウス”)を感じる人もいるため、水やソーダなどの飲み物を一緒に用意する人が多いと言われています。

店内には小さな休憩スペースも用意されており、ゆっくり過ごせる空間になっています。店内で大麻を吸うことはできませんが、ジョイントを巻きながらソーダを飲んでくつろいでいる人や、テーブルゲームを楽しんでいるグループの姿も見られました。購入だけでなく、カナビスカルチャーを感じながらリラックスして過ごせる場所として利用している人も多いようです。

また、Kush HouseではCBD製品も取り扱っており、カンナビジオール(CBD)成分のみを抽出したCBDアイソレートタイプのプロダクトも販売されていました。CBDは一般的に精神作用を持たない成分として知られており、リラックス目的や日常的なセルフケアとして利用する人も増えていると言われています。

タイ食品医薬品局(FDA)は、医薬品・食品・化粧品などの安全性と品質を管理する政府機関です。製品が一定の基準を満たしているかを審査・承認し、消費者が安心して利用できるように監督しています。CBD製品においても、成分や製造過程が基準に適合していることを確認したうえで承認が行われます。
さらに、Kush Houseのすぐ隣には様々な用途に合わせたCBD製品だけを専門に扱うタイ食品医薬品局(FDA)から認証を受けたプロダクトだけ扱うショップ「Mrs CBD」があります。 CBD(カンナビジオール)は大麻に含まれる成分の一つですが、精神作用を持つTHCとは異なり、リラックスやセルフケア目的で利用されることが多い成分です。Kush Houseでカナビスカルチャーを体験したあとに、THCを含まないCBD製品をゆっくり見て回れるショップとして、セットで訪れる人も多いようでした。

店内の一角には、Kush Houseのロゴが入ったオリジナルアパレルやキャップなどのグッズが並んでいました。Tシャツやハット、キャップなどにはブランドのアイコンカラーやグラフィックが使われており、カナビスカルチャーを感じさせるデザインになっています。レンガの壁やネオンの雰囲気ともよく合い、ショップの世界観を象徴するコーナーのようにも見えました。

「一番人気のデザイン」としてスタッフが紹介してくれたのが、このKush HouseオリジナルTシャツです。背面には、葉に包まれた家をモチーフにしたグラフィックが描かれており、ブランド名にもなっている“House”のコンセプトを象徴するデザインになっています。Kush Houseという名前には「人が集まり、カルチャーを共有する場所」という意味が込められているそうで、このイラストもその世界観を表現していると説明してくれました。

また、ニューヨークやイギリス、台湾などのセレクトショップで数量限定販売されているオーガニックギャングスターの竹製プロダクト「AroiMak(とても美味しい)」のコラボアイテムも店内で販売されています。これらのアイテムはすべてハンドメイドで制作されており、タイらしい自然素材のデザインが取り入れられているのが特徴です。数量も限られているため、興味のある方は実物をチェックしてみてください。
こうしたアパレルやプロダクトは単なるショップグッズというよりも、店舗の世界観やバンコクのカナビスカルチャーを持ち帰ることができるアイテムという印象があります。実際に店内でも旅行者が手に取っている様子が見られ、バンコクらしいカルチャーを感じるお土産として選ぶ人も多いようでした。

バンコクには数多くの大麻薬局がありますが、その中でもKush Houseは少し特別な存在だと感じました。医療大麻としての品質管理やCOAの公開、カルチャーを感じる店内空間、そして日本語で相談できるスタッフなど、さまざまな要素が組み合わさり、初めての人でも安心して訪れやすい環境が整っています。
フラワーやプレロールだけでなく、CBD製品やオリジナルグッズなども揃っているため、カナビスカルチャーを体験する場所としても楽しめるディスペンサリーです。スクンビット周辺を訪れる予定がある人は、バンコクのカナビスカルチャーを感じられる場所の一つとして、Kush Houseに立ち寄ってみてもいいかもしれません。
Kush Houseの店舗紹介
Kush House
バンコク / プロンポン
- 1 Sukhumvit Alley 22, Klongton, Khlong Toei, Bangkok 10110
- 営業時間:10時00分~1時00分
※この記事は2026/03/06に公開した情報になります。
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