大麻はうつ病に効くのか?研究・体験・実例からわかる“事実”

大麻はうつ病に効くのか?研究・体験・実例からわかる“事実”

公開日:2025年12月09日(火) / 最終更新日:2025年12月18日(木)



大麻が「気分を落ち着かせる」「うつのような症状が軽くなる気がする」といった声は、タイの医療大麻クリニックや大麻薬局でもよく耳にします。自分が現地で見てきた限りでも、大麻をきっかけに気分が落ち着いたと話す人が少なくない一方で、「逆に不安が強くなる」という相談を受けることもあります。こうした違いが生まれる背景には、脳の働きやエンドカンナビノイドシステムが関わっていると考えられています。(引用:米国国立衛生研究所研究チーム

ただし、大麻がうつ病そのものを治療するという明確な根拠が確立しているわけではありません。海外の研究では“可能性が示されている段階”とされ、自分自身も鬱を持っていて、大麻を使って解消している実体験があります。ですが、過度に期待するのではなく、大麻が精神面にどのように作用し得るのかを丁寧に整理することが大切だと感じています。

この記事では、最新の研究・海外の医療現場・タイでの実際の例を踏まえながら、「大麻とうつ病の関係」をできるだけ分かりやすく紹介していきます。

1:大麻とうつ病はどう関係しているのか

大麻とうつ病の関係は、ここ数年で急速に研究が進んでいるテーマです。自分自身、タイの医療大麻クリニックで医師の話を聞く機会が何度かあり、そのなかでも「ストレスや気分の調整に関係する可能性がある」という説明をされることがよくあります。ただ、大麻がうつ病に対してどのように働くのかは、まだ研究途上であり、国や研究機関によって結論が異なることもあります。

近年の海外論文では、大麻成分が脳内のエンドカンナビノイドシステム(ECS)や気分調整に関わる神経伝達物質に影響する可能性が報告されています。一方で、用量や個人差によっては逆に不安が強くなるケースもあると言われており、大麻とメンタルヘルスの関係はシンプルではないと感じています。(引用:米国国立衛生研究所研究チーム

この記事では、自分が現地で聞いてきた内容と、権威ある研究機関の情報を組み合わせながら、「大麻とうつ病がどのように関わる可能性があるのか」を丁寧に整理していきます。

ストレス・気分調整に関わる脳内メカニズム

うつ病の症状には、脳内の神経伝達物質の変化が関与しているとされ、特にセロトニンやドーパミンの働きとの関連が指摘されています。(引用:ハーバード大学医学部研究チーム

バッドトリップとは、大麻などによって不安・恐怖・混乱・動悸などが強まり、不快な精神状態に陥ることを指すと言われています。リラックス目的で吸っていても、精神状態や環境の影響で過敏になり、現実感の揺らぎや思考過多が起きることがあると報告されています。(引用:米国国立衛生研究所

自分が現地で話を聞いた医師によれば、大麻が一時的に気分を持ち上げたりリラックス感をもたらす背景には、この神経伝達物質の調整作用が影響している可能性があるそうです。一方で、THCが強すぎるストレインを摂取すると、逆に不安が強くなったり心拍数が上昇し、気分が落ち着かなくなることもあります。バッドトリップという現象です。

実際、タイの大麻薬局でも「不安が強い人はCBDバランス型を試す方がよい」と案内されているのを何度も見てきました。つまり、大麻の影響は“脳内メカニズムへの作用が複雑に絡むため、プラスにもマイナスにも触れる可能性がある”というのが現時点の理解に近いと考えています。

2:研究で示されている“大麻の可能性”とは

自分が医療大麻クリニックの医師に話を聞いてきた範囲では、「大麻成分がメンタル面に作用する可能性」について説明されることがあり、実際に海外の研究でも部分的にその効果が示されていると報告されています。ただし、どれも研究段階であり、用量や個人差、依存リスクなどにも触れられているため、現時点では“大麻はうつ病に効く”と断定できるものではありません。

ここでは、CBD・THCの基礎研究と初期臨床研究で示された傾向を整理します。

CBDの抗不安・抗炎症作用に関する研究

自分が現地の医師からも説明されたことがありますが、CBDは気分の安定や不安低減に関わる可能性があるとされています。海外研究では、CBDがストレス反応に関わるセロトニン受容体(5-HT1A)や炎症性サイトカインに作用する可能性が示されており、抗不安作用や抗炎症作用が観察されたという報告があります。(引用:サンパウロ大学研究チーム

ただし、作用の強さや持続時間には個人差が大きく、日常的な使用が精神症状の改善につながるかどうかは、まだ結論が出ていないと言われています。

THCが気分に与える影響(メリットとリスク)

THCについても、適量であれば気分の高揚やストレス軽減に寄与する可能性が報告されています。医療クリニックでも「少量のTHCは気分を落ち着かせる人もいる」と説明されることがあり、これは報酬系や情動調整に関わる神経回路に一時的な変化を与えるためとされています。(引用:米国国立衛生研究所研究チーム

一方で、THC量が多すぎると不安増加やパニック症状につながるケースも報告されており、特に初心者や精神的ストレスが強い時期には注意が必要とされています。メリットとリスクが表裏一体である点は、研究者も指摘している部分です。

動物実験と初期臨床試験での抗うつ作用の報告

動物モデルを用いた研究では、大麻成分が「抗うつ様行動」を減少させたという報告が複数あります。(引用:マギル大学研究チーム

また、少数の臨床試験では、CBD投与後に不安や気分の指標が改善したとされる例もあり、医療大麻の可能性を示す初期データとして注目されています。ただし、被験者数が少ない研究がほとんどで、うつ病治療として正式に認められる段階には至っていないとされています。自分が調べてきた限りでも、「有望だがエビデンスとしては不十分」という見解が専門家の間で共通している印象です。

3:実際に「症状が楽になる」と感じる理由(体験ベース)

自分がタイで多くの利用者や医療大麻クリニックの医師と話してきた範囲では、「大麻を使ったら気持ちが少し軽くなった」「眠りやすくなった」という声を聞くことがあります。あくまで体験ベースの話ではありますが、気分・睡眠・身体感覚の変化が重なった結果として、メンタルが楽に感じられるのではないかという印象があります。ここでは、どのような変化が“楽になる”という体験につながりやすいのか、自分視点で整理します。

気分が軽くなる・睡眠の質が上がる

自分が見てきた限りでは、適量の大麻を使用した後に「落ち込んだ気分が一時的に軽くなる」「眠りにつきやすくなる」と話す人が多くいました。特に、強い不安や緊張が続いている状態では、体の力が抜ける感覚が“考えすぎからいったん離れるきっかけ”になるようです。睡眠についても、寝つきが良くなったと話す人が一定数いる印象で、翌朝の倦怠感が減ったと感じる人もいました。

ただし、量が多いと逆に覚醒して眠れなくなるという声もあり、体験の幅が大きい点が特徴だと感じています。

食欲が戻る・身体感覚が落ち着く

食欲については、自分の周りでも「久しぶりにしっかり食べられた」と話す人が多く、これは気分の低下やストレスで食べられなかった人にとっては大きな変化になるようです。また、身体感覚が落ち着くことで、胃のムカつきや緊張がやわらぐと感じる人もいます。体がリラックスすると、心の重さも少し軽くなるという声はよく聞きます。こうした身体的な変化は、そのままメンタルの回復に影響しているように見えます。

深いチル・雑念の減少がメンタルに影響する可能性

自分自身の体験でも、深いリラックス状態(チル)に入ることで「頭の中の雑念が減る」「考えすぎが止まる」と感じることがあり、これは感情の整理や休息につながることがあります。特に、何かを考え続けてしまうタイプの人にとっては、一時的に“心の余白”が生まれることが楽さにつながるのではないか、という印象があります。ただし、これも個人差が大きく、誰にでも同じように起こるとは言えません。あくまで体験ベースの傾向として捉えるのが適切だと思っています。

4:大麻は“うつ病治療”として確立されていない理由

自分が現地で医療大麻クリニックの医師や研究者の話を聞いてきた範囲では、「大麻がうつ病に役立つ可能性」は語られる一方で、「治療として確立しているか」と聞かれると多くの専門家が慎重な姿勢を取っている印象があります。これは、大麻が効果を示したという報告がある一方で、研究データの量・長期的な安全性・THCによる悪化リスクなど、まだ明確に説明できない部分が多いためだと感じています。ここでは、医療として“確立していない”と言われる理由を整理します。

研究の限界(症例数・長期データ不足)

大麻とうつ病の関係については、これまでにいくつかの研究が行われていますが、自分が調べてきた限りでは 「症例数が少ない」「長期的な追跡が不足している」 という声が多くあります。短期間での改善を示す研究がある一方、数年単位での影響を調べたデータはまだ十分に蓄積されていません。(引用:米国国立衛生研究所

そのため、医学的に「治療として推奨する」という段階には至っていないという説明をよく耳にします。

THC量が多いと反対に悪化するケース

自分自身の周囲でも、THCが高濃度のストレインを使用したことで「不安が強くなった」「思考が落ち着かなくなった」と話す人がいました。研究の中でも、THC量が多い場合に 不安増大・パニック・気分の変動 が起きやすいという報告があります。(引用:カナダ精神保健研究センター

こうした“逆効果”の可能性が残っているため、医療の現場でも慎重に扱われている印象があります。特に気分障害のある人はTHCの反応に個人差が大きく、専門家の間でも統一した見解はまだありません。

医療機関が推奨しない背景

医療現場で大麻が積極的に推奨されない理由として、自分が聞いてきた範囲では 「安全性データの不足」「薬との相互作用の不確実性」「個人差の大きさ」 が挙げられていました。

抗うつ薬や抗不安薬をすでに使用している患者の場合、大麻との相互作用を断定できる十分なデータがなく、医師がリスクを説明しきれないという現状があります。そのため、医療機関では「補助的に使われる可能性はあるが、第一選択としては推奨しにくい」という姿勢が一般的だと感じています。(引用:世界保健機関

6:うつ病の人が大麻を使うときの重要な注意点

自分がタイの医療大麻クリニックを訪れたり、うつ症状を抱える人の体験を聞いてきた範囲では、「大麻が気分を楽にした」という声がある一方で、使い方を誤ったことで不安が強くなった例も見聞きしました。うつ病は個々の状態が大きく異なるため、大麻を利用する場合は慎重な判断が必要だと感じています。ここでは、実際に医療者がよく指摘している注意点をまとめます。

医師の治療を勝手に中断するのは危険

自分が医療大麻クリニックの医師に話を聞いた際、「抗うつ薬を自己判断でやめるのは非常にリスクがある」と繰り返し話されていました。大麻を試したことで一時的に気分が軽くなると、薬を勝手に中止してしまうケースがあるようですが、これは 離脱症状や再発リスク を高めると説明されています。(引用:米国国立精神衛生研究所

高THCは不安・パニックのリスク

自分の経験でも、特に高THCのストレインを使用した人から「急に不安が強くなった」「落ち着かなくなった」という話を聞くことがあります。研究でも、THCが高いほど 不安増大・心拍上昇・パニック反応 のリスクが指摘されています。うつ病の人は気分変動や不安感が強く出やすいため、THCが高い製品を避けた方が安全だという意見が多くありました。(引用:カナダ精神保健研究センター

初めては「CBD優位・少量・落ち着いた環境」がおすすめ

うつ症状を抱える人が大麻を試す場合、自分が医療者から聞いてきた範囲では 「CBDが多めの製品」「ごく少量」「静かで安心できる環境」 がよく推奨されています。CBDは不安を和らげる可能性が報告されている一方、THCのような強い精神作用が少ないため、初回でも比較的使いやすいと説明されることがありました。(引用:米国国立衛生研究所

また、落ち着いた空間でリラックスして使った方が、体験が穏やかになりやすいと感じています。急いだり、人が多い環境で試すと不安が強くなるケースがあるため、時間と場所の選択も大切です。

7:タイの医療大麻クリニックで実際どう使われているのか

購入する医療大麻を探してる女性

自分がタイの医療大麻クリニックで話したり、実際に診断書を取得してきた経験では、医師が大麻を「治療の中心」に置いているというより、既存治療の補助として慎重に使っている印象が強くあります。患者の多くは、強い抗うつ薬を使うほどではないけれど、不安や睡眠の質に悩んでいるケースで、生活の負担をいくらか軽くする目的で医療大麻を活用しているように感じました。ここでは、現場で見聞きしてきた範囲の一般的な運用をまとめます。

軽度の不安・睡眠障害への使用例

自分が医療大麻クリニックの医師に話を聞いた際、「大麻は重度のうつ病治療ではなく、不安・緊張・睡眠トラブルの緩和目的で使われることが多い」と説明されていました。特に睡眠に関しては、CBD優位のオイルや低用量THC製品が提案されることがあり、入眠のしやすさや夜間の覚醒が減るという報告も一部では紹介されています。(引用:米国国立医学図書館

ただし、「効果には個人差があり、万能ではない」という前提で説明しており、既存治療の代替ではなく補助的に使用されるケースがほとんどです。

診断書の発行と医師のアドバイス

タイの医療大麻クリニックでは、問診と医師の判断にもとづいて Medical Cannabis Certificate(医療大麻使用証明) を発行しています。診断書には、症状の種類・推奨される製品タイプ・使用上の注意点などが明記されており、帰国後に使用の正当性を示すための書類にもなります。

診察では、医師が「まずは少量から始める」「高THCは避ける」「合わなければすぐ中断する」など慎重なアドバイスを行うことが多く、自分が訪れたクリニックでも同じ説明が繰り返し行われていました。(引用:タイ保健省

7:大麻はうつ病に効くのか?今わかっていること

売られている医療大麻

自分が現地の医療大麻クリニックを見てきた限りでは、「大麻がうつ病に直接効く」と断定されているわけではありません。ただ、CBDやTHCが気分やストレス反応に影響を与える可能性を示した研究は増えていて、症状が一時的に楽になったと感じる人が一定数いるのは事実だと感じています。ここでは、研究と自分の経験の両方から、現時点で言える範囲の内容を整理します。

期待できる作用はあるが治療とは断言できない

CBDには抗不安・抗炎症作用が報告されており、ストレス反応や睡眠の質に影響するという研究があります。(引用:米国国立医学図書館

また、THCは気分を高揚させたり思考の固さをほぐす可能性が指摘されています。ただし、高用量THCは不安を強めることもあるとされており、研究でも結論は分かれています。自分が現場で見てきた限りでも、軽度の落ち込みや睡眠の乱れが「楽になった」と話す人は一定数いますが、医師も「治療としてはまだ確立されていない」という説明を必ず添えていました。

正しい知識・少量・安全な環境が前提

自分がさまざまな大麻薬局を見てきた経験では、うつ病の人が大麻を使う場合、少量から始めること・高THCを避けること・落ち着いた環境で使うことが最も重要だと感じています。刺激が強い場所や不安が高まる環境では、逆にパニックにつながるケースもあります。

また、医師からも「既存の治療を勝手に中断しないこと」「大麻だけで改善しようとしないこと」が繰り返し説明されています。安全に向き合うためには、知識と環境の整備が欠かせないと感じています。

8:大麻とうつ病の関係は「可能性」と「慎重さ」の両方が必要

自分自身、ニューヨークでホームレスになった際に精神的に追い詰められた時期に大麻に救われた経験がありますが、これはあくまで体験ベースであり、誰にでも同じ効果があるとは言えません。現時点で言えるのは、大麻は“うつ病治療”ではなく、状況によっては気分の負担を一時的に軽くする可能性があるという段階です。

正しい知識を持ち、自分の状態を理解しながら向き合うことが、最も安全な使い方につながると考えています。


※この記事は2025/12/09に公開した情報になります。
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