大麻盆栽の”悩み”が消えた!素晴らしい流木と陶器を探しにパタヤに行く
420が終わり、夢の一つだった“Green House”での展示が叶い、大麻盆栽についてゆっくり考える時間を少し作った。実は去年の秋くらいから、大麻盆栽をほとんど作っていなかった。というより、作ることができなかった。
理由はいろいろあるけど、一番大きいのは「自分の中で何かが腑に落ちなかった」からだ。
もともとは、大麻カルチャーを作る上で「大麻=ネガティブ」というイメージを変えれる為に“大麻盆栽”を始めて、作品を色々作ったけど、今の状態が完成か?と聞かれたら、なぜか“Yes”とは答えられなかった。自分が作る大麻盆栽は、自然の中で捨てられている流木と、タイの日本中古品市場で売られている日本の陶器を鉢として使っている。この組み合わせはユニークだとよく言われる。
確かに、十分ユニークな要素はあった。でもなぜか、自分の中では腑に落ちていなかった。
その理由は、大麻盆栽が少し知られ始めた頃、ニューヨーク時代からお世話になっているアート関係の先輩に言われた「Kei君の大麻盆栽はアートではないんだよね」という言葉が、ずっと引っかかっていたからだ。自分の行動やプロジェクトには一貫性があるように見えて、自分のアートに対してクリアに言語化できていない気持ち悪さをずっと抱えていた。
パタヤの猛暑の中で大麻盆栽の流木を探す

4月末、パタヤに行く機会があったので、ついでに大麻盆栽で使う流木と陶器を探しに行った。流木はバンコクよりも見つけやすく、陶器は圧倒的に安くて量も多い。
流木はパタヤ市内ではなく、エレファントヴィレッジがある山の方へ行くと、そこら辺にたくさん落ちている。タイには狂犬病を持っている犬も多いので、野良犬には注意しながら探さないといけないし、パタヤの猛暑は本当に倒れそうになるくらい過酷な環境だ。それでも諦めずに探し続けると、たまに本当に美しい流木に出会える。その瞬間がたまらなく好きだ。

この日は猛暑の中、2時間近く歩いて、根っこ部分がむき出しになった木を見つけた。この瞬間は一瞬救われた気持ちになるけど、ここからが本番だ。持参した小さなノコギリで、15分ほど汗だくになりながら格闘した。
大麻盆栽を周りに見せると”その流木はどこの部分なの?”と聞かれることがあるけど、今までは感覚で良い流木を使っていた。だけど、根っこ部分は枝分かれの繰り返しによる自然な非対称性があり、自分が求めていた“迫力のある大麻盆栽”を作るならこの部分ということに気づいた。
世間一般では仮に木の根っこが掘り起こされていても、誰も興味を持たれず捨てられるけど、そんなゴミも綺麗に掃除して、加工すればお金を払ってでも欲しい価値に変わる。これは自分の人生のミッションになってる「価値を失ったものに新しい視点を与え、価値として再提示する」に含まれる。ただのゴミだったものに、手を加え、文脈を与えた瞬間に“欲しいもの”へと変わる。この変化を目の前で何度も体験してきた。
だから、この流木の考え方に関してはスッと腑に落ちた。
自分がやっていたのは、新しいものを作ることではなく、“すでに存在している価値を見える状態に戻す行為”だった。
パタヤの日本中古品市場で陶器探し

流木を見つけた後は、そのまま鉢として使う陶器を探しに日本中古品市場へ向かった。タイには日本から多くの中古品が流れてきている。日本の中古品は丁寧に使われていることが多く、「綺麗な中古品」として世界中で人気があり、タイでも非常に人気が高いマーケットだ。
バンコクよりもパタヤの方がコスパ良く陶器が見つかるのと知り合いが経営する「Kanpai Reuse Pattaya」は、販売から一定期間が経つと徐々に値下げされる仕組みで、売られている日本の陶器は一部の”転売で売れる陶器”を除いて中々売れない。転売できる陶器は元々木箱に入っていたり、1箇所にまとめてあったりするので見つけやすいが、それ以外はダンボールに乱雑に詰められた状態で段ボールが並べてあるだけで1つ1つ段ボールの中身を全部ひっくり返さないと出てこない。さらに山のように売られている90%の陶器は僕が探してる陶器ではない。
汗だくになりながら陶器を探してる時に”多くの陶器は価値を見出されないまま埋もれ、最終的には処分されてしまうのか”とフッと思う時があった。本来は誰かの手で作られ、誰かに使われていたものが、意味を失った瞬間に“処分対象”になる。その境界の曖昧さに強い違和感を覚えた。

例えばこの陶器は、鉄分を含んだ粗めの土に黒釉が施され、焼成の変化がそのまま表情として現れている信楽焼系の器。ロクロ目の揺らぎや、縁に向かって流れる黒釉の発泡・溜まりが偶然的な景色を生み出し、「土を見せる美意識」が強く表れている。底部には作家印があり、個人作家による一点物と考えられ、侘び寂びを感じさせる存在感を持つ。
だけど、こんなに素晴らしい陶器も、ここで買われなければ本当にゴミとして処分されてしまう。ある意味、アーティストの作品の“最後の取引場所”と言ってもいいと思う。実際に、こうした素晴らしい陶器がタイの日本中古市場にはたくさん埋もれている。見つけるまでの作業は過酷で時間がかかるが、その中から価値のある陶器を見つけた瞬間の感動は、美しい流木を見つけたときの感覚にどこか似ている。
確信はなかったけど、今の自分が考える”流木”と”陶器”を繋げば、自分が表現したい”アート”のスタートラインに大麻盆栽を置くことができる気がした。
僕が作る大麻盆栽は“価値の再定義”を表現するアートだった

先輩に言われた「お前の大麻盆栽はアートではない」という言葉は、今では納得できる。当時の自分は、まだ“形”を作っていただけで、“意味”までは作れていなかったのだと思う。何がアートかは、作品そのものではなく“どの文脈に置かれるか”が重要なんだけど、当時は正直曖昧だった。だけど、文脈を変えることで、価値そのものを再構築し、文化として成立させることが僕が大麻盆栽だけに限らず、オーガニックギャングスター全体で表現したいアートだったことに気づいた。
大麻はその代表的な例だと思う。大麻はドラッグとして語られることが多いが、環境負荷の少ない資源や精神的なケアにも使われてきた植物でもある。この評価の揺れこそが、価値が固定されたものではなく、文脈によって変わることを示している。
ただ、それが今の時代である以上、今の状態を受け入れるしかない。だけど未来では、大麻の価値が再定義され、正しく評価される時代が必ず来るはずだ。
そんな正しい未来を作るのは”今を生きてる大麻愛好家の僕たち”である。僕たちが未来の大麻愛好家に”感動されるカルチャー”を作らないといけないし、僕は大麻に人生を何度も救われたからこそ未来に繋がる大麻カルチャーを作りたい。

その入り口は大麻盆栽であり、最終的にオーガニックギャングスターで取り組んでる複数プロジェクトまで繋がる仕組みを生きてる間で作りたい。
その仕組みを作る上で大切な大麻盆栽ギャラリーなんだけど、相変わらず色々問題続きでオープンが遅延してる。多分夏頃になるのでは?と個人的に思ってる。だけど、オープンするまで待ってるのも時間が勿体無いし、もっと動きたいのでゴールデンウィークが終わったらGreen Houseに1つ提案書を持ってくことにした。
今回の1件で大麻盆栽に対しての悩みは全て消えたので、今後の活動が楽しみでしょうがないです。色々目移りすると思うけど寄り道しないで最短ルートで走り切りましょう、自分。
※この記事は2026/05/04に公開した情報になります。
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