大麻の超基礎知識|エンドカンナビノイド系・THCとCBDの違いを解説
大麻について情報を集めていると、「リラックスする」「ハイになる」「眠くなる」といった体感の話が多く見られます。しかし、自分が現地で多くの使用者を見てきた限りでは、同じ品種でも体感が大きく異なるケースが少なくありませんでした。
エンドカンナビノイドとは、人の体内で自然に生成されるカンナビノイド様物質のことを指します。代表的なものにアナンダミドや2-AGがあり、これらはCB1受容体やCB2受容体に結合して神経活動や免疫反応の調整に関与すると報告されています。エンドカンナビノイドは体内の恒常性維持に関わる仕組みの一部とされ、外部から摂取されるTHCなどはこの既存のシステムに影響を与える可能性があると説明されています。
その違いを説明するためには、感覚的な理解だけでは不十分だと感じています。大麻がどのように体内で作用するのか、その基礎となる「エンドカンナビノイドシステム」という仕組みを理解することで、体感の背景をより冷静に整理できるようになります。実際に、人の体にはカンナビノイドに反応する受容体が存在し、それが神経系や免疫系に影響を与えると報告されています。(引用:米国国立医学図書館)
この記事では、大麻の作用メカニズムを基礎から整理し、体感と科学的背景を切り分けて理解するための前提をまとめます。また、この記事で話す大麻は医療大麻に沿った内容になります。
目次
1:大麻の作用メカニズムを理解する前に押さえておきたい前提
大麻の作用を理解する際にまず重要なのは、「効果」という言葉をどう捉えるかです。自分の経験では、体感をそのまま「効いた」「効かなかった」と評価してしまうと、本質が見えにくくなることがありました。
大麻は単純に何かを“足す”物質というより、体内にすでに存在する調整システムに働きかける成分だと説明されています。そのため、体質や環境、精神状態によって感じ方が変わるのは自然なこととも言われています。(引用:米国国立医学図書館)
まずは「個人差が大きい前提に立つこと」が、メカニズムを理解する出発点になると感じています。
なぜ「なんとなく効く」では不十分なのか
「なんとなく効く」という理解は、体験としては正直な感想かもしれません。しかし、自分が現地で見てきた中では、この曖昧な理解が過剰摂取や誤解につながる場面もありました。
例えば、THCは主に脳内のCB1受容体に結合することで神経伝達に影響を与えるとされています。(引用:米国国立医学図書館)この仕組みを知らないまま体感だけで判断すると、「強く感じる=良い」「弱い=意味がない」という短絡的な評価に傾きやすくなります。
作用の仕組みを理解することで、「なぜ今この状態なのか」を客観的に整理しやすくなると感じています。これは安全に向き合うためにも重要な視点です。
自分がメカニズムを知る必要性を感じた理由
自分が作用メカニズムに関心を持つようになったきっかけは、同じ量を摂取しても体感が大きく違った経験でした。ある日は落ち着きを感じ、別の日は思考が散漫になったことがあります。
その違いを調べる中で知ったのが、エンドカンナビノイドシステムが体内の恒常性を保つ役割を担っているという考え方です。このシステムは神経、免疫、ストレス応答など幅広い機能に関与していると報告されています。(引用:米国国立医学図書館)
つまり、大麻の作用は単なる「快感」ではなく、体の調整機構との相互作用の結果である可能性があると整理できます。
自分の考えですが、メカニズムを理解することは、大麻を肯定するためでも否定するためでもなく、冷静に位置づけるための基礎知識だと感じています。
2:エンドカンナビノイドシステムとは何か

大麻の作用メカニズムを理解するうえで避けて通れないのが、エンドカンナビノイドシステムという概念です。自分が調べていく中で最も印象的だったのは、「人の体はもともとカンナビノイドに反応する仕組みを持っている」という点でした。
このシステムは、体内で自然に生成されるエンドカンナビノイドと、それを受け取る受容体、そして分解酵素によって構成されていると説明されています。(引用:米国国立医学図書館)
つまり、大麻が体に影響を与えるのは「異物が突然作用する」というより、すでに存在する調整機構に働きかけるからだと整理されています。この前提を理解することで、体感をより冷静に捉えやすくなると感じています。
人の体にもともと存在する調整機能
エンドカンナビノイドシステムは、神経活動、免疫反応、痛み、食欲、気分など、さまざまな生理機能に関与していると報告されています。(引用:米国国立医学図書館)
自分が現地で多くの使用者を見てきた限りでも、リラックス感や食欲の変化、集中力の変動などが語られることが多くありましたが、これらは偶然ではなく、体内の調整機構が刺激を受けた結果として説明されることがあります。
体は常に一定のバランスを保とうとしています。その微調整を担う一部として、このシステムが機能している可能性があると考えられています。大麻成分は、この既存のネットワークに影響を与える物質として理解されることが多いです。
恒常性(ホメオスタシス)との関係
エンドカンナビノイドシステムは、恒常性(ホメオスタシス)を維持する役割に関与していると説明されています。恒常性とは、外部環境が変化しても体内の状態を一定に保とうとする仕組みのことです。
例えば、ストレスを受けたときに神経活動が過剰になりすぎないよう調整したり、炎症反応が過度に進行しないよう抑制したりする働きがあると報告されています。(引用:米国国立医学図書館)
自分の経験でも、強い変化というより「過剰だったものが少し整う」ような感覚を覚えたことがありました。これはあくまで個人的な体感ですが、作用メカニズムの観点から見ると、バランスの調整という視点で整理できるのではないかと感じています。大麻の理解を深めるうえで重要なのは、「刺激」ではなく「調整」という可能性を視野に入れることだと考えています。
3:カンナビノイド受容体の役割
エンドカンナビノイドシステムを構成する中核が、カンナビノイド受容体です。自分が作用メカニズムを整理する中で最も理解が深まったのは、「どこに結合するのか」で体感が変わるという点でした。
大麻成分であるTHCやCBDは、体内にある受容体に結合することで神経伝達や免疫応答に影響を与えると報告されています。(引用:米国国立医学図書館)
この受容体の存在を理解することで、「なぜ精神作用が出るのか」「なぜ身体的な変化が起こるのか」をより構造的に捉えられるようになります。
CB1受容体とCB2受容体の違い
カンナビノイド受容体には主にCB1受容体とCB2受容体があるとされています。
CB1受容体は主に中枢神経系、特に脳に多く分布していると報告されています。(引用:米国国立医学図書館)THCはこのCB1受容体に結合しやすい性質があるとされており、その結果として気分の変化や時間感覚の変容などの精神作用が生じる可能性があると説明されています。
一方でCB2受容体は、主に免疫細胞や末梢組織に多く存在するとされています。炎症や免疫反応の調整に関与している可能性が示唆されています。
自分の考えですが、この「受容体の分布の違い」が、精神的な変化と身体的な変化の違いを生む背景になっているのではないかと感じています。
脳と免疫系での働きの違い
CB1受容体が多い脳では、神経伝達物質の放出が調整されると報告されています。(引用:米国国立医学図書館)そのため、記憶、感情、運動制御などに影響が及ぶ可能性があると説明されています。
自分が現地で見てきた体験談でも、「思考がゆっくりになる」「感覚が鋭くなる」といった声がありましたが、これはCB1受容体を介した神経調整と関連している可能性があります。
一方でCB2受容体は免疫系での働きが中心とされ、炎症反応のバランスに関与している可能性が指摘されています。精神作用とは異なる領域で作用する点が特徴です。
このように、同じ大麻成分でも、どの受容体にどの程度作用するかによって体感は変わると整理されています。作用メカニズムを理解することは、「強い」「弱い」という感覚的な評価を超えて、大麻を構造的に捉えるための基礎になると感じています。
4:THC・CBD・CBGが体に与える影響の違い

大麻に含まれる主要なカンナビノイドには、THC・CBD・CBGなどがあります。自分が現地で多くの製品を見てきた中でも、この3成分の違いを正しく理解している人は意外と少ないと感じてきました。
同じ大麻草から抽出される成分であっても、受容体への結合の仕方や作用の仕組みが異なるため、体感の方向性も変わると説明されています。(引用:米国国立医学図書館)
ここでは、それぞれの作用メカニズムを整理し、「なぜ違いが出るのか」という視点から考えていきます。
THCが精神作用をもたらす仕組み
THCは、主にCB1受容体に結合することで作用すると報告されています。(引用:米国国立医学図書館)CB1受容体は脳に多く存在しているため、神経伝達物質の放出が調整され、その結果として気分の変化や時間感覚の変容などが生じる可能性があるとされています。
自分の経験でも、THCが高い製品では思考のスピードや感覚の鋭さが変化することがありました。ただし、それが必ずしもポジティブに働くとは限らず、量や環境によっては不安感が強まるケースも見てきました。
これは、神経活動に直接影響を与える性質があるためと整理されています。精神作用の強さは、摂取量や個人の体質によって大きく変わると考えられています。
CBDが調整的に働くとされる理由
CBDは、THCとは異なりCB1受容体に直接強く結合するわけではないと報告されています。(引用:米国国立医学図書館)そのため、いわゆる「ハイ」と呼ばれる精神作用は生じにくいと説明されています。
自分が現地でCBD製品を扱う店舗を見てきた限りでも、CBDは「落ち着き」や「バランス」を重視する目的で選ばれることが多い印象があります。これは、神経伝達の過剰な興奮を緩やかに調整する可能性が示唆されているためです。
また、一部の研究ではCBDがTHCの作用を緩和する方向に働く可能性も報告されています。(引用:米国国立医学図書館)このため、単独での使用だけでなく、THCとの組み合わせにおいても重要な役割を果たす成分と考えられています。
CBGについても研究が進められており、受容体との関わり方が異なる可能性が示唆されていますが、現時点ではTHCやCBDほどの臨床的知見は蓄積されていないとされています。
自分の考えですが、これらの違いを理解することで、「強いか弱いか」ではなく、どの方向に作用する可能性があるのかという視点で製品を選びやすくなると感じています。
5:THCとCBDを同時に摂取すると何が起こるのか
THCとCBDを同時に摂取した場合、体内ではどのような変化が起こるのか。この点は、自分が現地で製品選びをする中でも多く質問を受けてきたテーマです。単体での作用はある程度整理されていますが、複数成分が同時に作用した場合の体感は単純な足し算ではないと説明されています。(引用:米国国立医学図書館)
ここでは、THCとCBDの同時摂取がどのように整理されているのか、科学的な視点と自分の経験をもとにまとめます。
“ハイ”と“落ち着き”のバランスという考え方
THCは主にCB1受容体に作用し、精神的な変化をもたらすとされています。一方でCBDはCB1受容体に直接強く結合するわけではなく、神経活動の過剰な反応を緩やかに調整する可能性があると報告されています。(引用:米国国立医学図書館)
自分が体験してきた範囲でも、THCのみを摂取した場合よりも、CBDが含まれている製品の方が体感が穏やかに感じられることがありました。これはあくまで個人的な印象ですが、刺激と安定のバランスという視点で整理できるように感じています。
ただし、CBDが常にTHCの作用を弱めるとは限らず、割合や個人差によって体感は異なると考えられています。そのため、成分比率を理解することが重要だと感じています。
相互作用(エントラージュ効果)の可能性
THCとCBDを含む複数のカンナビノイドやテルペンが相互に影響し合う現象は、エントラージュ効果と呼ばれることがあります。この概念は、単一成分よりも複数成分が組み合わさった方が全体として異なる作用を示す可能性があるという考え方です。(引用:米国国立医学図書館)
自分が現地でフルスペクトラム製品を試した際も、単体成分より体感が立体的に感じられることがありました。ただし、この効果についてはまだ研究段階にある部分も多く、確定的な結論が出ているわけではないとされています。
そのため、相互作用が起こる可能性があるという前提で理解することが現実的だと感じています。THCとCBDの組み合わせは、強さを求めるためではなく、体感の方向性を調整するための選択肢として捉える方が安全だと考えています。
6:インディカ・サティバ分類と作用メカニズムの関係

大麻の説明でよく使われる「インディカ」「サティバ」という分類は、体感を理解するための目安として広く知られています。しかし、自分が現地で多くの品種を見てきた限りでは、この二分法だけでは作用メカニズムを十分に説明できないと感じる場面が少なくありませんでした。
近年の研究では、見た目や伝統的な呼称よりも、含有されるカンナビノイドやテルペンの組成が体感を左右する可能性が高いと報告されています。(引用:米国国立医学図書館)
ここでは、従来の分類と作用メカニズムの関係を整理します。
従来の分類が誤解を生む理由
一般的には、インディカは「リラックス系」、サティバは「活性系」と説明されることが多いです。しかし、これはあくまで経験則に基づく表現であり、科学的に一律に当てはまるわけではないと指摘されています。(引用:米国国立医学図書館)
自分の体験でも、「サティバ」と表示された品種で強い眠気を感じたことや、「インディカ」とされる品種で思考が活性化したことがありました。このような違いは、遺伝的背景よりも化学成分の構成による可能性があると考えられています。
つまり、名称だけで作用を判断するのは限界があるという前提を持つことが重要だと感じています。
最新研究が示す「化学成分ベース」の考え方
近年では、大麻の分類を化学成分のプロファイルで整理する考え方が広まりつつあります。特にTHCやCBDの比率、さらにミルセンやリモネンなどのテルペン含有量が体感に影響を与える可能性が示唆されています。(引用:米国国立医学図書館)
自分が現地で製品を選ぶ際も、インディカやサティバの表示より、成分分析表を確認する方が体感の予測に役立つと感じることが増えました。
この視点に立つと、作用メカニズムは「品種名」ではなく、どの受容体にどの成分がどの程度作用するのかという構造で整理できるようになります。
従来の分類はあくまで目安であり、作用を理解するためには化学的な視点を併せ持つことが重要だと考えています。
7:作用メカニズムを理解することの意味
ここまで作用の仕組みを整理してきましたが、自分が強く感じているのは、メカニズムを知ること自体が目的ではないという点です。重要なのは、それによって体感をどのように理解し、どう向き合うかです。
大麻は単に「効く・効かない」で判断できるものではなく、体内のエンドカンナビノイドシステムや受容体との相互作用によって変化が生じると報告されています。(引用:米国国立医学図書館)
この構造を理解することで、感覚的な評価から一歩引いて、自分の状態を整理できるようになると感じています。
体感の違いを説明できるようになる利点
自分が現地で多くの使用者を見てきた中で、最も混乱を生みやすいのは「前回と違う」という感覚でした。同じ製品でも体調や環境によって体感が変わることがあります。
作用メカニズムを理解していれば、受容体への作用や成分比率の違いという視点から整理できます。例えば、THCがCB1受容体に作用することで精神的変化が起こる可能性があることや、CBDが神経活動を調整する可能性があることが報告されています。(引用:米国国立医学図書館)
この理解があることで、「強い」「弱い」という主観的評価だけでなく、「なぜそう感じたのか」を説明しやすくなります。自分の考えですが、これは冷静さを保つうえで大きな利点だと感じています。
安全に向き合うための基礎知識としての価値
作用の仕組みを知らないまま体感だけで判断すると、量を増やしすぎたり、過度な期待を抱いたりするリスクがあります。
一方で、大麻は体内の調整機構に働きかける物質であるという前提を理解していれば、急激な変化を求める姿勢を抑えやすくなります。エンドカンナビノイドシステムが恒常性維持に関与している可能性があると報告されている点も、穏やかな向き合い方を後押しします。(引用:米国国立医学図書館)
自分の経験では、メカニズムを理解した後の方が、使用の可否や量について冷静に判断できるようになりました。
大麻を肯定するためでも否定するためでもなく、構造を理解したうえで距離を保つこと。そのための基礎知識として、作用メカニズムの理解は意味があると感じています。
8:大麻の作用メカニズムを理解するという選択

ここまで、大麻の作用メカニズムをエンドカンナビノイドシステム、受容体、THCやCBDの違いという視点から整理してきました。自分が現地で多くの体験談を見てきた中で感じるのは、体感だけで判断するよりも、仕組みを理解したうえで向き合う方が冷静でいられるという点です。
大麻は外から何かを一方的に加える物質というより、体内にもともと存在する調整機構に働きかける可能性があると報告されています。(引用:米国国立医学図書館)そのため、体感の違いは「強さ」だけではなく、体調や環境、成分比率との相互作用として整理することができます。
自分の考えですが、作用メカニズムを理解することは、大麻を肯定するためでも否定するためでもなく、過度な期待や誤解から距離を取るための基礎知識です。構造を知ることで、自分の体感を説明できるようになり、安全に向き合うための判断材料が増えると感じています。
※この記事は2026/02/21に公開した情報になります。
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